【歯周病は歯を失う原因の第1位】
日本人の歯を失う原因の第1位は何かご存知でしょうか。虫歯? いえ、実は「歯周病」なのです。
歯周病は、プラークに棲む歯周病菌が毒素を出して歯ぐきに炎症を起こし、歯を支える顎の骨を徐々に溶かす病気です。初期段階の自覚症状に乏しいため知らない間に進行し、気付いたときには重症化していることも少なくありません。最悪の場合には歯が抜け落ちてしまいます。

このような症状があったら、それは歯周病のサイン。歯を失わないためにも、早めに相談しましょう。
歯周病の治療法
ブラッシング
歯周病の原因はプラークなので、歯周病の改善にはプラークを除去するためのブラッシングが欠かせません。「毎日歯みがきしてるんだけど……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は歯周病になっている方の多くが正しいブラッシングができていないといわれています。「正しいブラッシング方法」を学ぶ機会は少なく、知らないまま大人になる方も少なくないのです。
自己流のみがき方では効果的にプラークを取り除けません。当クリニックでは患者様一人ひとりの口腔内環境に合った正しいブラッシング方法を指導していますので、お気軽にご相談ください。
【ブラッシングのポイント】
- みがくポイントは歯と歯の間、歯と歯ぐきの境
- 力を入れすぎず、軽くみがく
- 歯ブラシは細かく動かす(1ヶ所あたり10~20回程度)
すぐに効果があらわれるわけではありませんが、毎食後丁寧にブラッシングすることで、徐々に症状が改善し、お口の健康を回復できます。
スケーリング・ルートプレーニング
専用の器具を用い、歯周ポケット内部にたまったプラークや歯石を除去。セルフケアではみがきにくい前歯の裏側なども入念に行います。除去後には歯の表面をなめらかにすることで、プラークや歯石などの再付着を防ぎます。
定期健診
治療により歯ぐきの健康を取り戻しても、通院を打ち切ると再発する恐れが あります。長期的に健康な状態を保つには、予防、定期健診、メインテナンスが必要です。
確実に、早く治したい方のための歯周内科治療
重度の歯周病の方、あるいは早急に治したい方には、さらに進んだ治療を行うことも可能です。「出血がひどい」、「歯みがきでかなりの痛みを伴う」という場合は、早急なご相談をお勧めします。あきらめずに一度、当院までお越しください。

当院でも、位相差顕微鏡を置いて、精密な検査に備えています。
【治療方法】
- 位相差顕微鏡による細菌・カビの確認
- 細菌・カビを除去するお薬・歯みがき剤を使用
顕微鏡で歯周病の原因となる細菌やカビをチェック。細菌は多少は誰の口腔にもいるものですが、より活発に動いているか、数は多いかなどを確認します。
原因となる細菌を除去するため、抗生物質などの薬品と、歯みがき剤を使用します。この際、これまで使用していた古い歯ブラシは使うのをやめ、新しい歯ブラシを使います。

最初は出血して歯みがきもできない状態でした。薬を使うと、3日目で出血が止まり、1週間ほどで歯石が見えてきました。そして3週間ほどもすると歯ぐきもキレイなピンク色になり、健康な歯になりました。














